全米/ローカルニュース

編集: Weekly LALALA - 2019年11月26日

ティファニー、仏LVMHへ身売り

 

写真:ニューヨーク5番街のティファニー本店

 

【ニューヨーク26日時事】宝飾品大手ティファニーが「ルイ・ヴィトン」など高級ブランドを展開する仏LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)への身売りを決めた。

売却額は162億ドル(約1兆7700億円)と業界では過去最大規模。バッグや宝飾品、コニャックに至る幅広いブランドを擁する「帝国」の傘下で、ティファニーは一段の成長を目指す。

 

182年の歴史を持つティファニーは「米国の象徴」とも言える老舗ブランドだ。世界に300以上の店舗を持つが、売上高の約1割をニューヨーク5番街に構える本店が占める。同店はオードリー・ヘプバーン主演の映画「ティファニーで朝食を」の舞台としても知られ、多くの観光客が訪れる。

 

ただ、ティファニーの足元の業績はさえない。米中貿易摩擦の影響で米国を訪れる中国人観光客が減った上、ドル高の進行も逆風となっている。

 

一方、LVMHは積極的なM&A(合併・買収)で規模を拡大し、現在は「ブルガリ」「タグホイヤー」など75のブランドを傘下に持つ世界最大手。ティファニーは巨大資本を後ろ盾に商品開発や海外展開などを強化し、米市場や中国人客に依存する収益構造から脱却したい考えだ。

 

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