TOYOTA WiLL サイファ 買いました

YouTubeの収録で中古車屋さん巡りをしていると、お店に行く度に欲しい車と出会ってしまう。(当たり前ですよね、車大好きなのですから…)もちろん高額な車は最初から諦めるが、程度の良い100万円台の車に関しては本気で悩んでしまう。

例えばBMW1シリーズのカブリオレ、プジョーRCZ、イギリスの名車バンデンプラスなど本当に買いたいと悩んだ。その度に私の心の声が「車庫はどうするんだ。保険料も高いよ。何台持てば気が済むんだ。」と衝動買いをいさめてくれてきたが、今回ばかりは自制心を抑えきれない車と出会ってしまった!その名は『TOYOTA WiLLサイファ』。ピンと来ない方がほとんどだろう。皆さんが思い出せないほどの不人気車種だったのです。

 

 

ベースとエンジンは今でも人気のヴィッツで、当時ファミリー層には認知されていたが、若者層には今イチだった。そこでトヨタ自動車が、プラットフォームはそのままで外観を若者層や女性にも支持されるようにと考えたところ、ムチャクチャ可愛く仕立て上げたのがWiLLサイファだったのです!

ディズニーランドのパレードに出てくるようなスタイルが衝撃的だった!最高に可愛いと私は思ったのだが、自動車評論家始め世間の評判は散々。「可愛すぎ」「乗っていて恥ずかしい」「スタイルがお客さんにこびている」「所詮ヴィッツじゃないか」など可哀想な言われようだった。

20年経った今、中古車市場でも残念ながらWiLLサイファは不人気車種なんです。しかし私にとって可愛いと感じる気持ちは健在だった!しかも今どきのEV車のように未来的に見えたんです。中古車屋さんに展示されている強面顔のベンツやワンボックスカーの中で健気(けなげ)に佇んでいる姿は、まるでペットショップで売れ残っている子犬に思えた。…私買いました!! 諸費用込み30万円、別途タイヤとバッテリー交換をして購入しました。周りからは「何で今更買ったの?」とびっくりされましたが。

これがいいんです!見た目も内装も本当にキュート!日本では相変わらずSUVブームが続いていて、車体は黒やマットなアースカラー、ホイルを黒にした車ばかり走っている。カッコ良いのは分かるけどチャーミングさがない。ファンタジー感も少ない。50年代のアメリカ映画を見ているとペパーミントグリーン、ピンク、水色の車が街を楽しそうに行き交っている。

そうなんです! 私の夢は、子供達が笑顔で指を指してくれるような車が沢山街に繰り出してくれること。そうなればみんながハッピーな気持ちになれるといつも思っている!

長い戦争が続く・・・・・  こんな時こそ可愛い車で楽しく海に山に繰り出したい!

 

 

■テリー伊藤
演出家。1949年、東京都出身。数々のヒット番組やCMなどを手掛け、現在はテレビやラジオの出演、執筆業などマルチに活躍中。

 

 

 

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