コウ・モリ: 日米のトップ映画人が結集『GIFT OF FIRE(太陽の子)』LAで11/18公開

 

コウ・モリ
Ko Mori

映画プロデューサー

     

 

コウ・モリさん。ロサンゼルス在住映画プロデューサー、ELEVENARTSSTUDIOS President & CEO。11月18日には『GIFT OF FIRE(太陽の子)』がロサンゼルスで公開されるほか、年内には原作・製作総指揮・脚本:西野亮廣『映画 えんとつ町のプペル』が公開予定。
公式ウェブサイト: https://www.elevenarts.net/

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6回目の原爆の日である今年8月6日に日本全国公開、11月18日にロサンゼルスで公開を迎える『映画太陽の子』(英題:GIFT OF FIRE)。昨年、終戦記念日にNHK総合で放送され大反響を得たテレビドラマ版を異なる視点で描いたこの映画は、第二次世界大戦末期に日本で進められていた「原爆開発」に没頭する一人の若き科学者と、彼を取り巻く家族や友人たちが激動の時代に翻弄されながらも明るい未来へ前進しようとする姿を描いた感動作だ。  

 

同作品のプロデューサーを務めるのは、ロサンゼルス在住の映画プロデューサーで、北米での映画配給や映画製作を行う企業イレブンアーツ代表のコウ・モリさん。「これは、戦争下で原爆開発を行っていた京都大学研究者チームを中心とした実話をもとにした映画作品です。僕自身、初めてこの脚本と出会った時に、戦時下でそのような事実があったことに驚いたと同時に、これは読まなければならないという衝動に駆られました。監督・脚本を手掛けた黒崎 博さんとお会いして僕なりにこの脚本に対しての思いを伝え、また監督がどのようなイメージを描いているかを聞いた時に、この作品を制作しようと決めました。原爆開発という強いプロットを深堀りするのではなく、そこで生きていた人たちの生き様を偏りなく描いた作品になっています」  

https://www.elevenarts.net/live-action/gift-of-fire

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主演は柳楽優弥、有村架純、三浦春馬のほか、作中に登場するアインシュタインの声に『ジョン・ウィック:チャプター2』のピーター・ストーメア、音楽に『愛を読むひと』(英題:The Reader)のニコ・ミューリーを迎えるなど、業界第一戦のキャストやクリエイター陣を結集した日米合作映画。「ハリウッド大作のような大きなバジェットを投じた作品ではありませんが、日本とアメリカのクリエイターの〝何か新しいものを生み出したい〟という情熱がうまくコラボレートされています」  

 

2003年にロサンゼルスでイレブンアーツを設立。製作・配給で多くの作品を手掛けてきたもっぱらの映画人だ。園子温監督、ニコラス・ケイジ主演の最新作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は、2021年度サンダンス映画祭のプレミア部門の上映作に選ばれ、今年最も注目すべき作品のひとつとされる。さらに今年8月にはアニメ『SHIROBAKO』、今月半ばには『銀魂THE FINAL』が公開されるなど、このコロナ禍でもアクティブな展開ぶりをみせている。  11月18日には、いよいよ『GIFT OF FIRE(太陽の子)』がロサンゼルスのLAEMMLEシアターで上映。これに続きLAEMMLE・グレンデールでは11月19日から1週間上映される。「生きる勇気や、自分の未来に夢や強く生き抜いていける希望を抱いてもらえる作品。ぜひたくさんの皆さんに観ていただけたらと思います」。

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(11/19/2021)

 

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