アカデミー賞、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」が最多12部門でノミネート(2/8)

【ロサンゼルス8日】第94回アカデミー賞のノミネート作品が8日に発表され、ジェーン・カンピオン監督の「パワー・オブ・ザ・ドッグ」が作品賞、監督賞をはじめ最多12部門でノミネートされた。

 次いでノミネートが多かったのが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「DUNE/デューン 砂の惑星」で10部門、ケネス・ブラナー監督の「ベルファスト」と、スティーヴン・スピルバーグ監督の「ウエスト・サイド・ストーリー」がそれぞれ7部門、レイナルド・マーカス・グリーン監督の「ドリームプラン(King Richard)」が6部門だった。

 主演男優賞ノミネートは、「愛すべき夫婦の秘密」のハビエル・バルデム、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のベネディクト・カンバーバッチ、「tick, tick …BOOM!チック、チック…ブーン!」のアンドリュー・ガーフィールド、「ドリームプラン」のウィル・スミス、「マクベス」のデンゼル・ワシントン。

 主演女優賞ノミネートは、「タミー・フェイの瞳」のジェシカ・チャステイン、「ロスト・ドーター」のオリビア・コールマン、「パラレル・マザーズ」のペネロペ・クルス、「愛すべき夫婦の秘密」のニコール・キッドマン、「スペンサー」のクリステン・スチュワート。

 濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が、日本映画として初の作品賞をはじめ、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の合計4部門でノミネートされた。

 第94回アカデミー賞授賞式は3月27日、ハリウッドのドルビー・シアターで開催される。

 

 

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