GO FOR THE GOAL Vol.06 小野塚彩那(おのづか あやな)

小野塚彩那 (おのづか あやな) プロスキーヤー

今回のゲスト

小野塚彩那(おのづか あやな)
プロスキーヤー

1988年生まれ、新潟県南魚沼市出身。専大卒。アルペンと基礎スキーの選手として活躍後、2011年に種目を転向。2014年ソチ五輪で銅メダル。ワールドカップでは2度の種目別総合優勝。2017年世界選手権は金メダル。

photo by Brandon Enouf

 

【Profile】
94年カナダにてスノーボードを始め、96年度ハーフパイプ競技で日本代表ナショナルチームメンバーとなりワールドカップを転戦、長野オリンピックでは前走を務める。2000年度CORE X GAMESではストレートジャンプとクオーターパイプ共に表彰台へ登る。結婚を機にアメリカへ移住し、現在はロサンゼルスとマンモスマウンテンに拠点を構え、子育てとプロライダーとしての活動を両立させる。

 新天地、フリーライドで 世界に挑む

―小野塚選手は長年挑戦を続けてきたハーフパイプ競技を引退し、新たな目標に向かってスタートを切られました。特に今季はどのようなシーズンでしたか?
昨年はXーGAMESでハーフパイプを引退し、新たにフリーライドという山を滑る競技に挑戦する、引退と挑戦のある今までとは違ったシーズンとなりました。また、新たに始めた競技でワールドツアーを転戦するワイルドカードをいただきました。いきなり世界のトップレベルで戦うチャンスを頂いたことで、私にとってはかなり刺激的なシーズンとなりました。大会は海外だったので、今まで訪れたことのない国に行き、その国の文化やスキー場、雪質など様々な経験ができました。

―小野塚選手が新たにこれから挑戦する種目について教えてください。
フリーライドは、山のスタートとゴールだけが決められており、その中で地形や雪質を読み、ラインやジャンプ、流動性やコントロールなどのテクニックを競う種目です。1996年にスイスでワールドツアーがスタートし、現在5000人以上の競技人口がいます。その中でスキー・スノーボード男女合わせてトップ50名が出場できるのが今年参戦したFreeride World Tourです。また世界で50以上のFreeride World Qualifierが開催されており、2017年からは日本の白馬でも開催されるようになりました。

 

―その種目で、次に予定している大会はどの大会ですか?
まずは、1月の日本の白馬の大会で優勝し、白馬で開催される本戦のワイルドカードを獲得し、再度ワールドツアーに参戦したいです。今シーズンは、ワールドツアーに参戦したにも関わらず、全く結果を残すことができず非常に悔しい思いをしたので、トレーニングも含めてチャンスがあれば他の海外の試合にも参戦したいですね。

―これから新しい環境で、新しいことを経験することについて、特に楽しみなことは何ですか?
やはり旅の楽しみが大きいですね。先日もマンモスマウンテンに行ってからロサンゼルスで少し観光をしました。雪山を滑りつつ、前後の時間でその国を見ることが本当に楽しいです。今まではそんな余裕もなく滑ってきたことを今回の旅でつくづく感じました。新しい競技に関しては、まだ始めたばかりなので吸収するものがたくさんあります。今は経験をたくさん積むことが楽しくて仕方ありません。そんな環境を与えてくれているスポンサーに本当に感謝しています。

―来シーズンの目標をお願いいたします。
スキーのスキルを上げるのはもちろんですが、海外に出ても一目置かれるようなスキーヤーになりたいです。これを成せばなるというものではないので、模索を重ねていく必要がありますが、とんでもない日本人の女子スキーヤーがいると思ってもらえるような存在になりたいです。


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