独立記念日の大気汚染、過去10年間でワースト2位(7/14)

【ロサンゼルス13日】南岸大気管理局(SCAQMD)が13日に発表した、ロサンゼルス地区の大気汚染データによると、7月4日の独立記念日の週末の大気質が、昨年9月の大規模山火事「Bobcat Fire」以来、最悪だったことが分かった。過去10年間のホリデー時期としては、ワースト2位の汚染レベルだった。

 SCAQMDによると、独立記念日の週末の大気質汚染は、違法花火と合法な花火の打ち上げによるもの。違法花火の打ち上げが横行した昨年に比べると、今年の汚染レベルは14%低かった。

 独立記念日の週末に大気質汚染が悪化したエリアはバレーとインランド地域で、特にサンバナディーノ郡のオンタリオ市が最悪だった。オレンジ郡、ロサンゼルス郡、リバーサイド郡、サンバナディーノ郡を含むサウスコースト地域では、7月4日の午後7時から翌日の午前7時の間、大気汚染を引き起こす微小粒子状物質「PM2.5」が昨年より70%高い水準となった。

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