音と光のジオラマ博物館 Bhagaved-gita-Diorama-Museum(Weekly LALALA 787号掲載)

音と光のジオラマ博物館 Bhagaved-gita-Diorama-Museum

ジオラマ博物館の入り口。クリシュナを愛するクリシュナ意識国際協会A・C・バクティヴェーダンタ・スワミ・プラブパーダ会長について書かれた装飾がされている

今回のららら隊は、インターン生小寺がカルバーシティの『バガヴァッド・ギータ・ジオラマ博物館』を見てきました!“バガヴァッド・ギータ”とはヒンドゥー教の聖典(教えや決まりを書いた書物)の一つ。クリシュナ神とアルジュナ王子が語り合う歌集で、ヨガの知恵を盛り込んだバラタ一族の壮大な物語の一部です。同博物館ではそのストーリーを垣間見ることができます。
五頭の馬を“五感”に見立て、それを人間(心、精神、魂)がうまく操ろうとしている
「輪廻転生」を表したジオラマ (Photo Credit: Bhagaved-gita-Diorama-Museum)
アルジュナ(左)がクリシュナ(右)に戦争についての相談をしている

館内のようす

 館内は一貫して薄暗く細い廊下になっています。ただ展示物を立ち止まって鑑賞するのではなく、音声で次々と説明されるので臨場感たっぷり。約45分のツアーになっています。


展示物を見て

   言葉では理解しにくいヒンドゥー教の思想が、人形を使用することにより視覚的に分かりやすくなっています!例えば、身内同士の戦争で戦うことに迷うアルジュナに「戦士としての義務を果たすために戦え」と助言するクリシュナのシーンもジオラマになっています。与えられた身分を全うすることが良いとされる身分制について、理解しやすかったです。


輪廻転生表現

 一番印象に残ったのは、「輪廻転生」を表すジオラマです。一見、大勢の人がいるように見えますが、実は同じ人物の輪廻転生を描いています。赤ちゃんから骨になるまでの人形が一体ずつライトアップされ、一人の生から死までを言葉以上に感じることができました。


リアルな人形

 インドまで修行に行った職人による人形は、リアルそのもの。照明や音響、プロジェクターといった現代的な機械も効果的に使われていて、展示物だけだと飽きてしまうお子さんにもおすすめです。ただ、文字の説明書きはないので、英語の聞き取りが苦手な人は博物館のホームページで予習しておくと、より楽しめると思います。

 残り少ない春休みは、ぜひ『バガヴァッド・ギータ・ジオラマ博物館』へ行って、仏教や日本の宗教文化に影響したと言われるヒンドゥー教の思想に触れてみてください!

博物館に隣接された大聖堂。信者たちが祈りを捧げている

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