着物を通じて日本文化伝える(Weekly LALALA 749号掲載)

在米40年、山野流着付けを教え始めてからは10年の吉見愛子さん。一日中楽で着崩れしない着付けのコツを教える。

着物を通じて日本文化伝える

今年3月には奥伝講師9名が誕生。着付け師および着付け教室の講師としての資格を取得し、山野愛子ジェーン宗家より看板を授与された。

山野流着付け教室の吉見愛子さんが教えるのは、着付けだけではない。教室の概要、吉見さんのこだわりなどについてお話を伺った。
海外では一人ひとりが日本人の代表
 「着物についての知識はもちろん、日本人としての一般教養についてもできるだけ多く伝えることを心がけています。言葉遣い、所作、礼儀作法もきちんとしていただきたいので。外地にいる日本人は、一人ひとりが日本人の代表です。外国人に自国の伝統文化をきちんと話すことができれば、文化度の高い、平和を愛する国民性をわかってもらえるでしょう。日本国の評価が上がります」。

最大3人、毎回2時間半丁寧に指導
 「着物姿が美しいかどうかは、着物の値段ではなく、着付けがきちんとされているかどうかです。まずは最小限の補整をして着物体型を作る。洋服のように決まったサイズのものを着るのではなく、長くも短くも、自分でデザインしながら着る。モダンにもクラシックにも、粋にもはんなりにも、自分で決める面白さがあります。手持ちの着物はいつどんな時に着ればいいのか、自分で判断できるようになります。背筋をスックと伸ばし、堂々と日本の民族衣装をまとえば気分爽快、意気軒昂。初伝12回コースで、手結びの一重太鼓に小紋、二重太鼓に訪問着が着られるようになります。ほとんどの外出はこれで大丈夫。中伝12回コースは黒留袖、子供の着付け、振袖、変わり結び帯などやや特殊なもの。奥伝12回コースは、プロの着付け師を目指す方向き。男性コースは2回で浴衣から着流しまで。さらに2回で紋付袴の正装まで教えます。着付け教室と茶道教室の他にも、日本の文化をわかりやすく体系的に学んでいただこうと毎月「日本文化セミナー」を主催しています」。

手結びの帯を、ていねいに指導。
「クラシックにきっちりと着られる人を増やしたい」という理由から、着付けの稽古は最大3人までとし、2時間から3時間ほどかけて丁寧に指導する。
毎月開催する「日本文化セミナー」では幅広い分野の講義を行っている。


山野流着装トーランス教室
着付けレッスンは月~金の午前/午後/夜で、1~3名の少人数クラス。入会金$30、月謝$80(月3回)。また、出張着付けも受け付けている。

詳細問い合わせ先は
(818) 731-7018
aikakukichimi@gmail.com

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