来年創立50周年 世界に羽ばたく次世代の 育成に尽力(Weekly LALALA 771号掲載)

小川 雅弘
ロサンゼルス補習授業校
あさひ学園校長

 1969年68名の生徒数で開校したロサンゼルス補習授業校あさひ学園は、来年度2019年には創立50周年を迎える歴史と伝統のある補習授業校だ。現在、補習校の中では在籍数において世界2番目の大規模校で、1400名弱の生徒が明るく伸び伸びとした学校生活を送っており、また教職員は世界最多を誇る121名、また日本政府から教員4名(校長および基幹教諭)を派遣されている。
 『国際社会に生きる日本人としてのアイデンティティを培い、知性と特性を備え、心身ともに健康で調和のとれた人間性豊かな子どもの育成を図る』を教育目標とするあさひ学園の特色として挙げられるのは次の三つだ。
 ①基幹教科を日本の検定教科書を使用し、学習指導要領に則った授業を毎週土曜日に日本語で指導を行っている ②週に一度の授業日で学習時間が限られているため、家庭学習を組み入れた一貫性のある指導計画の基に学習が進められる ③日本の学校に準じた「学校行事」の実施や「学習・生活のきまり」の指導を徹底している。
 具体的には、『読書の時間』及び『漢字の時間』を日課表に位置づけ、『読む・書く』の基礎基本の定着を図るとともに、小中全学年・全教科においてデジタル教科書を利用し、子どもたちにとって興味深く、分かりやすい授業を展開。また、避難訓練の実施やセキュリティーの強化に努め、子どもたちの安全管理の徹底を図っている。
「あさひ学園はいよいよ50周年を迎えます。補習授業校の本校では、日本の教科書を使って日本語で学習指導をしています。在籍する子どもたちは、日本語と英語のバイリンガル、グローバル人材として成長しています。日本では新学習指導要領が策定され2018年度から小学校3年生以上で外国語(英語)が導入されたり、2020年度大学入試から英語が民間の検定試験(英検、TOEIC等)になったりするなど、日本国内の教育も世界に通用するグローバル人材の育成にとても力を入れ、大きく動き出しています。本校は今日の日本の教育の変化に敏感で、学習指導にいち早く反映させていることが特徴の一つです。50周年を契機に世界で活躍する次世代の育成をさらに進めてまいります。未来を担う子どもたちのために本校へのご支援を是非お願い致します」。

50周年を迎えるにあたり、現在同校ではプロジェクト委員会を設置し、記念行事等を企画している。児童・生徒によるマスコットキャラクターコンテストも実施し、優秀賞の記念キャラクターが入ったうちわやフォルダなど記念グッズの作成のほか、子どもたちのための宿題クラブ実施や、進学相談員の設置、50年の歴史を残す沿革史やビデオ制作、また2019年10月には、全校が一堂に会して合同で行う大運動会や文化祭等の実施も計画し、全ての企画において、在籍する子どもたちや保護者の心に残るものを考えて準備が進められている。

 

あさひ学園事務局
244 S. San Pedro St. #308 Los Angeles CA 90012
213-613-1325
info@asahigakuen.com
www.asahigakuen.com


 

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