映画「センセイ君主」主演 竹内 涼真(Weekly LALALA 755号掲載)

映画「センセイ君主」主演
竹内 涼真

映画「センセイ君主」主演  竹内 涼真
「常に見てみたいと思われる存在でいたい」と話す竹内涼真=東京・有楽町の東宝本社
「センセイ君主」の竹内涼真(右)と浜辺美波


 

「格好良さ」横に

 2年前に公開された映画「青空エール」の爽やかな高校生役が印象的だった俳優の竹内涼真が、映画「センセイ君主」(月川翔監督)で今度は女子高生から猛アタックを受ける先生を好演した。少女コミック原作のラブコメディーだが、常に「リアル」を意識して、漫画チックなせりふも「絶対に自分が気持ち良く言わない」ことを心掛けたという。
 告白7連敗中の高校生、佐丸あゆは(浜辺美波)は、クラス担任の代理として赴任してきたクールな教師、弘光由貴(竹内)に恋をする。最初は直情径行な彼女のアプローチを疎ましく思っていた弘光だったが、次第に彼女の純情にほだされていく。
 弘光を演じるに当たり、まず意識したのは「先生でいることだった」と竹内。「2人は決して対等ではない。学生時代に僕自身が感じた『先生にはかなわない』という距離感や雰囲気をしっかり出したいと思った」。「『ラブコメならこうすべき』を取っ払いたかった」と言い、漫画主人公のスタイリッシュな格好良さは横に置き、自然な流れから出るせりふ回しや動きを重視した。
あゆは役の浜辺は昨年大ヒットした「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」でブレークした新進女優。変顔もいとわない熱演に「あれだけのパワーでぶつかられたら、僕もそれ以上の良い受けをしなければと思った。彼女のあのお芝居があったからこそ、今回の演技ができた」と感謝する。
 マーベルコミック作品をはじめとする米国のSF映画が好きで、「自分が感動させられる側になれたら」との思いを抱き、俳優の道に進んだ。出世作となったドラマ「仮面ライダードライブ」の主人公など好青年役で魅力を発揮したが、今作では弘光の〝陰〟も表現するなど、俳優としての進化を印象付ける。


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