創立100周年記念を 美しきコカリナの音で祝う(Weekly LALALA 717号掲載)

■並木 美雪(なみき みゆき)
ロサンゼルス合同教会 秘書
組織DATA:ロサンゼルス合同教会
創立/ 1918年
活動内容/プロテスタント長老派教団の傘下にある教会。
ロサンゼルス合同教会
401 E 3rd St., Los Angeles, CA90013
(213)629-3876
nichigo@unionchurchla.org


創立100周年記念を
美しきコカリナの音で祝う


並木 美雪
ロサンゼルス合同教会 秘書


 長崎生まれの長崎育ち。親戚一同が仏教徒の中にありながら両親の希望でミッションスクールへと進み、結婚し家族もできた今も唯一人のクリスチャンという並木美雪さん。「渡米して30年。アメリカ生活は様々な試練の繰り返しでしたが、それを乗り越えてこられたのは教会があったから。私には必要なものと、家族も理解してくれています」と笑顔で語る。
 その並木さんがいま楽しみにしているのが、来る11月14日に催される合同教会100周年記念コンサートだ。「11月12日に日本コカリナ合奏団がニューヨークのカーネギーホールでコンサートを行うのですが、その帰りに皆さんがLAに寄られ、ぜひ演奏する機会を設けたいとのことで、ちょうど来年の2月に100周年を迎えるロサンゼルス合同教会の記念公演として企画しようということになりました。美しいコカリナの音をぜひ皆さんにも聴いていただきたく、素晴らしい演奏会になるよう、私はイベント担当者として奉仕しています」
 コカリナは、広島で被爆した木、石巻で被災した木、陸前高田の奇跡の一本松の枝、長野五輪会場建設時に伐採された木などを用いて音楽家の黒坂黒太郎氏が製作した木製のオカリナであり、今回その黒坂氏が率いるコカリナ合奏団約95名が一夜限りの演奏会を行う。「ぜひ気軽にリトル東京の合同教会へ来て、趣向を凝らしたこのコンサートを楽しんでいただきたいです」。

アメリカ生活30年の並木美雪さん。「長崎の両親は原爆を落とした国に私が住む事になり、時の流れを感じたようです。私もこの30年は様々な問題にぶつかり、信仰を支えにここまできました。色んな経験ができたこの国にも感謝しています」。この演奏会を機会に気軽に教会を訪れて欲しいと話す。
写真は、11月14日(火)開催の合同教会100周年記念コカリナ・コンサートで演奏を行うコカリナの第一人者、黒坂黒太郎氏。開場5:30pm、開演7pm。入場料$20。シンガーの矢口周美さんやピアノ、和太鼓も参加。「合奏団はボランティアでこのイベントを行い、収益金は来年2月の同教会百周年記念行事と記念誌発刊の資金となります」
「コカリナは、元は『桜の木でできたオカリナ』と呼ばれ、東欧ハンガリーの露天で売られていた笛でした。1995年にコカリナの第一人者黒坂黒太郎が日本に紹介し、その後、黒坂氏と日本の木工家とによって、様々な改良が加えられ、今のようなコカリナが誕生しました。自然な音色が素晴らしいです」