「サンディエゴでテニスプレーヤーを育成したい」(Weekly LALALA 732号掲載)

ロサンゼルスで暮らす人々-vol.732

番外編 in サンディエゴ

「サンディエゴでテニスプレーヤーを育成したい」
佐藤 夏大樹|Naoki Sato (Frederic Dewitte)

ロサンゼルスで暮らす人々   play tennis! California Director

ロサンゼルスで暮らす人々-vol.732
サンディエゴでテニスアカデミーplay tennis! Californiaを運営、ヘッドコーチとしてテニス指導をする佐藤夏大樹さんは、日本語での指導も行っている。
スクールウェブサイト:www.playtenniscalifornia.com/
また日本からのテニス留学の斡旋もしている。
ウェブサイト:http://japan.playtenniscalifornia.com

南カリフォルニア、サンディエゴのビーチシティのひとつ、パシフィックビーチの陽光ふりそそぐテニスコート。ヤシの木をバックに海風を感じながら音楽をかけてテニスをしたら、まるでバカンスのように楽しいだろう。そういった思いをスクール名play tennis! Californiaに込めて、2011年からテニス指導をしているのが佐藤夏大樹さんだ。
 Frederic Dewitteという別名を持つ佐藤さんは、東アフリカの島国、モーリシャス共和国でフランス人の父と日本人の母の間に生まれた。世界各地にリゾート施設を運営するクラブメッドで働いていた両親のもと、フランス語、英語、日本語を学び、さまざまな国で幼少期を過ごした佐藤さん。11歳のときに父の転勤でフロリダに来て、当時錦織圭選手も所属していた日本のテニスアカデミー、チームスカンジナビアで本格的にテニスを始めた。そして世界ジュニアランキング150となり、日本ナショナルジュニアチームメンバーにもなった。
 その後はテニススカラシップでカリフォルニア工科大学に入学。当初はテニスプロになるつもりだったが、在学中ビジネスに興味がわき、アメリカでインターナショナルな仕事をしたいと考えるようになった。卒業後はビジネスの勉強もかねてクラブメッドでテニスコーチとして就職したが、国際的な法律を学ぶために退職し、サンディエゴのロースクールに入学した。けれどもロースクールが自分には合っていないと退学。しかし温暖で素晴らしい環境のサンディエゴを離れがたく、ここでテニスを教えたいと思った。
 「サンディエゴにはプロを育てる本格的なテニスアカデミーがなかったので、自分の経験を生かしてプロを目指す生徒にも対応したいと考えました」。近年は日本の大学選手の夏合宿や、日本からの生徒のテニス留学キャンプも企画している。
 「語学学校に行ったり、ホームステイをしたりして英語の勉強をし、ジムトレーニング、メンタルタフネストレーニング、コンディショニングなど総合的にコーディネートします。またこちらで留まることで、ビーチでトレーニングするなど、陽気な場所でリラックスして練習し、その人の本来持っている能力を引き出せるのです」
 また昨年から佐藤さんはプレーヤーとして復帰した。「先日はUSTA(United State Tennis Association)メンズオープン部門に参加し、18歳以下のトップジュニア選手に勝つことができたので、『トレーニングを積んでいけばできる』という生徒に教えていることを自分でも実感しました。あと5、6年は現役でいけると思っています」
 ジュニアの生徒がテクニックをわかって上達していくのを見るのが楽しみだと話す佐藤さん。自分のスクールから世界四大大会で活躍する選手が出る夢に近づいていく。

テニスはタイミングや立ち位置、フットワークなどの少しの違いがプレーに影響する技術的なスポーツ。当スクールでは初心者からプロを目指す生徒まで対応。一緒にラケットを握り、一人一人に細かく指導する。
佐藤さんはテニスウエアのデザインもしており、スクールやウェブサイトで販売している。


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