リナレス、TKO完勝で再起 新日本は今年3度目米国大会(Weekly LALALA 764号掲載)

9月は〝格闘ウィークエンド〟で締め!

リナレス、TKO完勝で再起
新日本は今年3度目米国大会


 9月最後の週末、カリフォルニアは日本関連〝格闘ウィーク〟となった。まずは29日、プロボクシングの興行がインディオで行われ、日本に縁の深い元3階級王者ホルヘ・リナレスが再起戦を行った。この日はまた、米国進出を図る新日本プロレスがミート&グリートをLAで開催し、翌30日にはロングビーチで大会を行った。

リナレス、TKO完勝で再起 新日本は今年3度目米国大会
日本でも大人気のリナレス(右)は、再起戦でコットに完勝した

日本語堪能な元3階級王者

 ベネズエラ出身のリナレスは17歳で単身来日し、東京の帝拳ジムへ入門。長年在住しただけに日本語も堪能で、その実力とイケメンぶりで日本でも高い人気を誇る。
今年5月にワシール・ロマチェンコ(ウクライナ)に10回TKOで敗れてWBAライト級王座の4度目の防衛に失敗したが、敗れてもなおその評価を上げる戦いぶりを見せた。今回の試合は階級を上げての再起戦となり、元WBC中米Sライト級王者アブネル・コット(プエルトリコ)と対戦。階級を上げても変わらぬスピードで主導権を握ると、2回に右ストレートで1回目のダウンを奪う。3回にもガードの上から右をたたき込んで再度ダウンを奪い、さらにコーナーへ詰めてラッシュをかけるとクリンチする相手ともつれて倒れるが、コットが立ち上がれず試合はストップ。快心の勝利で再起戦を飾った。試合後はロマチェンコとの再戦を口にしたが、Sライト級のホセ・ラミレスとマイキー・ガルシアとの対戦も否定せず。4階級制覇を目指すのか、リベンジを狙うのか。いずれにせよ、この完勝でトップ戦線へ再び名乗りを上げたことは間違いない。
 ラスベガスでは『リナレス・ボクシング・ジム』を近日オープンする予定。ジムの看板には日本での所属『帝拳』の文字をあしらったロゴを使用するなど、日本への大きな愛情が感じられる。南米の侍、リナレスのさらなる飛躍に注目したい。

イベント、大会ともに盛況

 新日本プロレスは29日、今年3月にオープンしたロサンゼルス道場にて選手とファンの交流イベント、ミート&グリートを開催。日本から訪れたファンとローカルのファンが集まり、ジュース・ロビンソン、オカダ・カズチカ、ウィル・オスプレイ、ケニー・オメガ、飯伏幸太、タマ・トンガ、タンガ・ロア、ザック・セイバーJr.の8選手と写真撮影をしたりサインをもらうなど触れ合いの場を楽しんだ。30日にはロングビーチのWalter Pyramidで今年3度目となる米国大会『FIGHTINGSPIRIT UNLEASHED』が行われた。〝第0試合〟ではロサンゼルス道場でトレーニングを積む現地のヤングライオン2選手、アレックス・コフリンとクラーク・コナーズがデビュー。その後は全9試合が行われ、日米のファンが最後まで熱い声援を送り、盛況のうちに幕を閉じた。

新日本プロレスの今年3度目となる米国大会はロングビーチで行われた
M&Gでファンとの写真撮影に応じる飯伏幸太(左端)とケニー・オメガ(右端)
Photo by New Japan Pro Wrestling


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