マンガは「成熟した大きな文化」アニメ・エキスポ2018(Weekly LALALA 752号掲載)

マンガは「成熟した大きな文化」アニメ・エキスポ2018
昨年末からLAへ移住した漫画家の井上三太さんもブースを出展し初参加した。

 北米最大のアニメ&マンガのイベント『AnimeExpo 2018』(アニメ・エキスポ)が、7月5日~8日の4日間にわたってロサンゼルスで開催された。1992年に始まり、毎年恒例となったこの祭典は非営利団体の日本アニメーション振興会(SPJA)が主催し、現在では約35万人以上が訪れるといわれるアニメコンベンションに成長。今年もコスプレをした来場者が参加できるイベントやゲーム、または日米アニメ関連の人気歌手やグループによるライブ、漫画家によるサイン会などが行われた。

漫画家・井上三太さんも初参加


ブースを訪れたファンの色紙にサインとイラストを丁ねいに描く井上さん。

 『TOKYOTRIBE』で知られる漫画家の井上三太さんも初参加し、ブースを訪れたファンのサインや写真撮影に応じるなど交流した。昨年末からロサンゼルスへ居を移した井上さんは、ブースの設置からすべて初めて自分で行ったという。初のアニメ・エキスポを体験し「漫画の国の日本という印象があるけど、非常に成熟して大きな文化になっているんだなと思いましたね。日本にいると、アニメが好きな人たちがこんなにいるっていうのはあんまり伝わってない気がします。メディアで一部分しか伝わってないから」と、その熱気に驚いたようす。さらに「ただ、作者がこちらに来てトークショーに出てきてしゃべるという感じはあまりないので、作った人と作品が分断されている気もする。だから僕はロサンゼルスに来たというのはあります。それを体感してみたいから。でも、ここではアジアの国ではコリアタウンなどがある韓国の文化が栄えているけど、日本のカルチャーもこういうアニメ・マンガはすごい愛されているんだなあって思いましたね。それと同時に、日本側がまだそこまでこの熱に気づいてないのかなと」と話していた。  2019年のアニメ・エキスポは7月4日~7日に開催されることが決定している。


 

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