ボクシング 亀田和毅 WBC世界スーパーバンタム級 暫定王座決定12回戦で勝利(Weekly LALALA 771号掲載)

ボクシング 亀田和毅 WBC世界スーパーバンタム級 暫定王座決定12回戦で勝利
ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級2位亀田和毅選手が東京・後楽園ホールで、同級1位アビゲイル・メディナ選手(スペイン)と同級暫定王座決定戦に臨み、3-0の判定で勝利。2階級制覇を達成した。
 大阪出身。亀田3兄弟の三男として生まれ、兄の興毅氏・大毅氏と共に幼い頃からボクサーとして育ったが、15歳の時、父親のすすめで単身メキシコへ渡った亀田選手。行ったこともない、どこにあるのかさえも知らなかった異国の地メキシコだったが、翌年の2008年にメキシコでプロデビュー。デビュー戦ではアレハンドロ・モレノと対戦し、2R2分8秒KO勝ちを収め、その後もメキシコでのWBC中米大会のバンダム級タイトル王座獲得など数々の勝利やタイトルを獲得し、『エル・メヒカニート(メキシコの少年)』の異名を取るほどにスター選手へと勝ち上がっていった。
 一昨年はロサンゼルス・カーソン市のジムを拠点に合宿を敢行し、トップファイターとスパーリングを行うなど、LAをはじめアメリカにゆかりもあり、アメリカのボクシングファンたちにも知られる。2013年夏には、日本人初WBO世界バンダム級王座を獲得。昨年からは階級をスーパーバンタム級に変え、2階級制覇のチャンスを狙いトレーニングを重ねてきたこれまでの道のりは長かった。それだけに今回の世界戦勝利は喜びもひとしおだったに違いない。
「再びチャンピオンベルトを巻けたことが本当に嬉しい。今回の作戦はプレッシャーをかけるということで、持ってるスピードと、フィジカルトレーニングで付けたパワーがどれだけ通用するか試してみたかったですね。最後まで冷静に気持ちも集中も落ちずに戦い切れたことは良かった。相手が予想してたよりもタフな選手で、最後まで諦めないで手を出して勝ちにきた部分では苦戦しましたが、今回はいつもとは違う打ち合うファイトで、いい試合ができたと満足しています」
 3年7ヶ月ぶりに亀田家にチャンピオンベルトを取り戻した。「親父のおかけでボクシングを始めて歩んできて、こんなにたくさんの皆さんに応援してもらえて、お兄ちゃんたちや妹の姫月のサポートもあって、ここまでやってこれたことを感謝しています。次の目標?来年はチャンスがあれば統一王者になりたいですね」。

亀田和毅(かめだ ともき)
38戦36勝(20KO)2敗
協栄ジム
ニックネーム:エル・メヒカニート(メキシコの少年)
誕生日:1991年7月12日生まれ
出身:大阪府

■長兄・興毅、次兄・大毅の影響で6歳から空手とボクシングを始める。小学4年生で本格的にボクシングを始める。
■2007年3月、中学校を卒業後、父の提案でメキシコへの単身ボクシングの武者修業へ旅立つ。同年メキシコの伝統あるアマチュアボクシング大会『グアンテス・デ・オロ(ゴールデングローブ)』にエントリー。
■2008年5月『プーニョス・デ・オロ(ホセ・スライマン杯)・バンタム級』 優勝。同年11月メキシコにてプロデビュー。
■2010年1月WBC・FECARBOX(中米)バンタム級タイトル王座獲得。これが自身初のタイトル獲得となる。7月WBC・インターコンチネンタルユース・スーパーバンタム級タイトル獲得。8月WBC世界ユース・バンタム級タイトル獲得。
■2011年2月NABF北米バンタム級タイトル獲得。
■2012年4月WBC世界バンタム級・シルバータイトル獲得。
■2013年8月日本人初WBO世界バンタム級王座獲得。史上初の3兄弟世界王者となり、ギネス世界記録に認定された。同年9月には、次兄・大毅がIBF世界スーパーフライ級王者となり、当時、長兄・興毅がWBA世界バンタム級王者であったため、『三兄弟同時世界王者』という2個目のギネス世界記録を獲得した。
■2014年7月ラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナで、日本人初となる世界戦KO勝利を飾る。
■2018年11月WBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦12回戦で同級1位のアビゲイル・メディナ(スペイン)に3ー0の判定勝ちし、2階級制覇を果たした。 


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