チェアスキーで 次のレベルへ挑む2018年(Weekly LALALA 725号掲載)

■松田 武久 (まつだ たけひさ)
Disabled Sports USA, Orange County チェアスキーヤー

団体DATA:Disabled Sports USA, Orange County(The Achievers)
団体ミッション/コミュニティスポーツやレクリエーション活動、教育プログラムなどを通して、障がい者一人ひとりの独立心やスピリット向上のためのサポートを行う。 www.disabledsportsusa.org


チェアスキーで 次のレベルへ挑む2018年


松田 武久
Disabled Sports USA, Orange County  チェアスキーヤー


 一枚のスキー板の上に備え付けられた椅子に腰をかけ、アウトリガーという小さい板のついたストックを手に持ってバランスを取りながら滑るチェアスキー。冬季パラリンピックでも競技のひとつになっているこのウインタースポーツに約2年前に出会って以来、その楽しさにハマったという松田武久さん。「最初、自分はあまり乗り気ではなかったのですが、前々からスキーに行ってみたいと言っていた家族の押しに負けてLA近くの雪山へ行くことに。せっかく来たのだからと、初心者向けのチェアスキーのレッスンを受けてみたら、それが本当に楽しくて夢中になってやるようになったんです」
 チェアスキーを本格的に始めてすぐにDisabled Sports USA, Orange County(The Achievers)に入り、メンバーと共にトレーニングしながらコーチによる指導も受ける松田さん。日々はロサンゼルスで家族と暮らしながら、自動車の音響解析のエンジニア・コンサルタントとして活動。その傍らでは、ロングビーチ周辺の海でボート競技のローイングに参加して体幹や筋力強化を図るなど、ストイックにトレーニングを重ね、スキーヤーとしての技術を競技者レベルにまで成長させた。
 そんな松田さんの次の目標について聞いた。「まず新年はチェアスキーの大会に出場して、自分がどこまで通用できるかを試してみたいと思っています。そこで自分のレベルを確認して、さらに上を目指して本格的なトレーニングを積んで、アメリカのトップレベルで競える場所に食い込んでいきたい。今年はチャレンジの年になりそうです」。

2018年はチェアスキーの大会にも出場したいと話す松田武久さん。チェアスキーを始めたことで、アウトドアや他のスポーツにもアクティブに挑戦するなど、ライフスタイル全体がさらに充実。
チェアスキーを通して出会ったアスリート仲間たちと、支え合い切磋琢磨しながら技術向上に励む。
2017Angel City Gamesではやり投げ競技で優勝。写真左は長男の知樹くん。