「心はメジャー級で、アメリカンドリームを掴む」(Weekly LALALA 709号掲載)

「心はメジャー級で、 アメリカンドリームを掴む」
 ミニビッシュ|Minivish

ロサンゼルスで暮らす人々   コメディアン/俳優

ご存じ、LAドジャースに移籍したダルビッシュ有投手のモノマネ芸人として知られる「ミニビッシュ」。

 7月末にロサンゼルス・ドジャースにテキサス・レンジャーズより移籍となったダルビッシュ有投手。ドジャースでの初登板では快投で勝利し移籍後の活躍に期待が高まる。それと同時に、もう一人、注目を集める日本人がいる。ダルビッシュ投手のモノマネ芸人として知られる「ミニビッシュ(Minivish)」だ。
 現在、ハリウッドを拠点にコメディアン/俳優として活動するミニビッシュは、2011年にダルビッシュ投手のモノマネをスタート。同投手がメジャーリーグデビューしてからはテキサスにも幾度と足を運び、レンジャーズのユニフォームを着て客席から応援しながらモノマネを披露してきた。
その模様は、日本のメディアではもちろん、AP通信やロイター通信、アメリカ4大テレビネットワークでも報じられた。
 ダルビッシュ投手のドジャースへの移籍に合わせて、自分もドジャースのユニフォームを新調し、同投手の登板日に球場入りするミニビッシュ。「彼のモノマネを始めたのは、友人に顔が似ていると言われたことから。得意なのは、ダルビッシュ投手が三振を取った時のガッツポーズや、『ここが勝負だ』と闘志に燃える表情など、長年研究しているからこそわかるクセや特徴を掴んで、細かく真似ています」
 確かに、顔の作り、動作や表情はそっくりであり、真似をする姿は真剣そのもの。だが、コミカルに見えるのはなぜなのか・・・。「それは『ミニビッシュ』の名のごとく、僕の身長が低いからなんです。真剣にダルビッシュ投手のかっこいい投球フォームをしても、どうしてもコミカルに見えてしまう。メジャーリーガーとハイタッチをしようとしても届かない。そこが逆に売りになっています」
 もともと身長が低いことがコンプレックスだったというミニビッシュ。一方のダルビッシュ投手は身長196cm、恵まれた身体能力もある。そんな彼は自分とは真逆の存在であり、自分のなりたい象徴であったという。「小中学生の頃は、身長を伸ばすために牛乳や小魚をたくさん食べ、木にぶら下がり、通販で背が伸びる道具も買ってみたりと、さんざん努力をして諦めがついたその瞬間に『自分の持っているもので勝負するしかない』と開き直ることができた。身長の低さをプラスに変えていこうと思えるようになりました」
 現在、ハリウッドでスタンダップコメディのステージに立ったり、シチュエイションコメディなどにも登場するミニビッシュに今後の意気込みを語ってもらった。「日本人であるダルビッシュ投手がメジャーリーグのトップを目指してワールドシリーズに行くことを応援しながら、僕もエンターテイメントの世界でチャンピオンを目指したい。自分にしかないものをハリウッドから世界に広げていけたらと思います。
身体は小さいけど、夢と心はメジャー級でいきます!」

LA AM 570 Sportsにてラジオ番組に出演した時のもの。スポーツアナウンサーのRoggin(左端) とRodneyと共に。
慣れ親しんだレンジャーズのユニフォームからドジャーブルーへチェンジ。

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