「より自由に演じられた」レディ・プレイヤー1 タイ・シェリダンとオリビア・クック(Weekly LALALA 742号掲載)

「より自由に演じられた」
レディ・プレイヤー1 タイ・シェリダンとオリビア・クック

「SFだが、20年後の世界の青写真を見せるような作品になっている」と言うオリビア・クック(左)とタイ・シェリダン=東京都港区のホテル

 スティーブン・スピルバーグ監督の最新映画「レディ・プレイヤー1」で、若手俳優のタイ・シェリダンとオリビア・クックがフレッシュな演技で作品を盛り上げている。仮想空間と現実を行き来するSFアクションで、生身の演技に加えCGキャラクターも演じ、「両者をスムーズにつなげるのは楽しいが難しい作業だった」(シェリダン)と話す。
 物語の舞台は2045年。人間のあらゆる願望を形にできるバーチャルリアリティー(VR)世界「オアシス」に隠された三つの謎を探る若者たちの冒険を描く。シェリダンとクックは謎に挑む男女を演じ、VR世界では共にさっそうとしたキャラクターに〝変身〟。ややさえない現実社会の人物像とのギャップが見ものになっている。
 「オアシスと現実社会では(見た目も能力も)全く異なるが、演じるのはあくまで一人の人物。違和感なく見せるのは、演じる僕らだけでなく監督にとっても大きな課題だった」とシェリダン。CGキャラクターを演じるためのモーションキャプチャーを体に着けての演技は共に初体験だったが、「普段のように外見を気にする必要がなく、より自由に演じられた」とクックは言う。
 仮想空間にはキングコングや機動戦士ガンダムなど日米の映画やアニメのキャラクターが大挙登場。クックは「大好きだった『ジュラシック・パーク』のTレックスとコングを同じ映画で見られてうれしかった」。シェリダンは「バーチャルの世界は楽しいが、没頭するあまり自分を失ってはいけない。この物語を通して自分が自分であることの大切さを感じてほしい」と話した。

「レディ・プレイヤー1」のタイ・シェリダン(右)とオリビア・クック
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